『婚活パーティー自衛官・消防官・警察官/公務員』編に参加するにあたり今回は警察官について取り上げます。
**警察官の豆知識**
日本における警察官(けいさつかん)とは、警察という治安・法執行機関に所属し、
その責務を具体的に実行する公務員である。
**免責**
**立入**
警察官は、緊急の必要があれば令状なしで敷地、建物に立入して犯人を取り押さえることができる、
また侵入するために扉または、その他を破壊して侵入することができる。(警察官職務執行法、第六条)
**攻撃**
警察官は、犯人及び不審者から、武力攻撃を受けた場合は、携帯する、警棒及び拳銃を発砲し交戦することができる。
また制止を振り切り逃走した場合も、威嚇発砲し攻撃できる。
また発砲した場合は、 これらを上司の警察官に報告しなくてはいけない。ただしこれらの行為を警備中や交通取締には、行えない。(警察官職務執行法、規則)
『婚活パーティー自衛官・消防官・警察官/公務員』の警察官の採用昇給について
**採用・昇任**
警察官の採用には、警察庁警察官の採用試験として人事院の実施する国家公務員採用試験と、
各都道府県の警察官の採用試験として各都道府県人事委員会(都道府県警察に業務が委託されている場合もある)
の実施する地方公務員採用試験がある。
国家公務員として警察庁(本省)に採用された場合、国家I種採用者(3級職、有資格者、
いわゆるキャリア)は警部補の階級を初任とし、国家II種採用者(2級職、いわゆる準キャリア)は巡査部長の階級を初任とする。
これら警察庁採用の警察官は、警視までは昇任試験を課せられることなく選考により昇任する。
地方公務員として都道府県に採用された場合は、採用枠や学歴に関係なく原則として巡査
(1級職、国家III種採用相当、高卒・短大卒程度)の階級を初任とする。
その後は一定の経験年数を受験資格とする、
巡査部長、警部補、警部と3段階の試験を通じて昇任の道が開ける。
いずれも倍率の高い試験である。
警視以上へは選考(年功)により昇任する。
警察制度上、巡査部長は初級幹部、警部補は中級幹部と位置づけられる。
地方公務員として採用された者も、警視正の階級に至ると国家公務員に身分が切り替わり、
任命権者も各都道府県警察本部長から国家公安委員会委員長に代わる(地方警務官)。
また、巡査と巡査部長の間に一種の名誉職として巡査長がある。
巡査を一定期間経験し、勤務成績優秀と認められた場合に任じられる。
都道府県の場合、専門性を必要とされる職種については経験者または有資格者を採用しており、
学歴に関係なく経験や能力によって階級が定められている。
『婚活パーティー自衛官・消防官・警察官/公務員』における警察官の階級について
**階級**
「日本の警察 警察官の階級」
警察官の階級は、警察法第62条により、警視総監以下、警視監、警視長、警視正、警視、警部、警部補、
巡査部長及び巡査の9階級が定められている。また、巡査と巡査部長の間に一種の名誉職として巡査長がある。
警察庁長官は最上位の警察官であるが階級を有さない(警察法第34条第3項)。
警視監以下の警察官は制服着用時に「階級章」を着装するが、長官は特別に規定された
「警察庁長官章」(金色の5連日章)を両肩肩章に着装する(警察官の服制に関する規則第4条第1項)。
警視総監も警視監までに規定されている階級章ではなく、両肩に4連日章を着装する。
警視総監は、最高の階級として東京都及び首都警察の本部たる警視庁に1名のみ置かれ、その職名と階級名が一致する。
全国の道府県警察本部長が警視監ないし警視長なのに対して、首都の治安維持を指揮する警視総監は、
階級においても組織力においても一頭抜きん出た地位といえる。
巡査長は、警察法に定められた正式な階級ではなく、「巡査長に関する規則」(昭和42年国家公安委員会規則第3号)に規定された階級的職位である。巡査を一定期間経験し、勤務成績優秀と認められた場合に任じられる。
その他の公務員でも同様であるが、殉職した場合は殉職の態様により二階級、あるいは一階級特進等の形で特別に昇任する場合があり、
その場合には、(遺族への)退職金支払い・叙勲・その他の保障も特進した階級に基づきなされる。
以上抜粋。
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